たれぱんのびぼーろく

わたしの備忘録、生物学とプログラミングが多いかも

2024-01-01から1年間の記事一覧

太平洋戦争開戦の仕組み

以下が悪魔合体して開戦した 倍プッシュ: 負けそうになったら掛金倍増で延長戦 短期思考: 目の前の問題を解く 分権政治: 互いの特権を取り引きして目標達成 多忙: 資源不足で忙しい 分権構造なので複雑な目標を達成するには他の特権者と取引する必要がある。…

The デザイン「気持ちよく探求し続ける方法論を気持ちよく探求し続ける」

好奇心 現物主義 構造化への喜び → 知識欲を満たすことを最大の喜びとしつつ、自然に現物での検証や創造に手をつける。知識に関しては整理したがる。 「真理の探求」 → 未知への戦略を立てるのに向いた性質。負荷なくこれが出来うる。 今の好奇心の対象をじ…

戦略を描き慣れる

戦略の欠如、あるいは戦略案への拘泥。 真逆に見えるこれら戦略上の失敗、実は同根である。 根本原因は「戦略を描き慣れていない」ことにある。 戦略を描き慣れていないから、そもそもマトモな戦略を立てない。 戦略を描き慣れていないから、思い入れのある…

負けパターン: 大敗するまで勝ち続ける

ギャンブル、戦争、政治、ビジネス。どこにでも見られるパターン

集団の内実: 思想家と活動家

集団の中身は一様でない。 思想家: 集団が掲げる思想を元々心に持ち、思想の実現のために集団に加わっている人達 活動家: 集団に属し集団の正義を為すこと自体を目的として集団に加わってる人達 思想家は思想を常に見つめている。 思想に疑義が生じた場合、…

道具ではなく利用者の責任

責任は道具に無い。利用者にある。 記者会見で「委託会社が〜」という説明がしばしばあり、評判が悪い。 これは道具への責任転嫁に聞こえるから悪い印象に繋がってる。委託すると決めたのは自社であり、委託会社の制御や納品検査は自社マターである。委託は…

FastAPI 並行処理のキホン

デフォルト設定の場合、シングルプロセス。 なので non-parallel concurrent になる。 path op を def で定義した場合、thread pool に突っ込まれる。ブロッキング I/O をスレッド切り替えで逃がせるのでこれは合理的な設計。とはいえ Python の GIL がデフ…

人間の不思議な特性 - 目標なくても走れる

人間は「目的・目標がないのに動く」ことができる特性をもつ。 部活やサークルで明快な目標を掲げて活動する人達はかなりマイナーである。だいたいは「なんとなく楽しいから」「惰性で」「これでとりあえず困っていないから」といった理由で活動している。個…

CSSと時代の要請

「Huge CSS meets YAGNI.」 デカく多様な CSS では全てを抽象化するのが高コストすぎる。具象で作り、必要になったときだけ抽象化しろ。YAGNI。 時代の要請 WebUI の適用範囲は年々広がり、WebUI の品質は年々洗練され、WebUI の重要度は年々上がっている。…

会議進行のアイデア

事前書面 意見表明 意見整理 一致点 相違点 論点配布 対面会議 一致点説明 微修正 相違点議論 一本化 事後書面 文章化 会議のオーガナイザが書面整理と会議進行を担当する。

デザインとは背骨のコミュニケーションである

デザイン = 背骨のコミュニケーション デザインの本質は「有形化」にある。 ランダム生成されたのに人々から熱狂的支持を得たプロダクトがあるとする。このプロダクトは事前にデザインされたものではないが、後付けで熱狂の仕組みを説明する、つまりデザイン…

AIの学習段階における著作権法30条の4に関する理解

状況設定・前提 状況設定: AI/機械学習のモデル学習時に、多数の著作物を複製し、これらを構成する情報を抽出し解析をおこなった。過学習による著作物デッドコピー出力の目的は無い。 前提: 複製物/学習入力は著作物とする(非著作物なら著作権法の外) 過学…

SNS運用基準

方針: コミュニケーションを拒絶する言動を拒否する トキシック 侮辱的形容 (ゴミ、虫ケラ) 煽り (「ってこと?????????」) 危害の示唆 (「天誅を下されても文句は言えないねぇ?」) 犯罪者扱い (殺人者、泥棒、盗人、犯罪者、剽窃) 名前変形 妨害 …

法治主義とお気持ち

「適法な行為だろうと、正義のためなら人に放火していい」 法が社会契約だという法治主義が根付かないとこうなる。 クーデター・活動家の発想。

顧客の限界

顧客と向き合わないビジネスはいずれ潰れる。 でも向き合うべき顧客が不完全だったら? だから顧客の限界を知ることからはじまる。 第2欲求がわからない 顧客は今の不満がわかる。目の前の第1欲求を言葉や行動で示せる。 ゆえに顧客と真摯に向き合えばビジネ…

専門家の罠 - 不可能を可能にしたがる

専門家は不可能を可能にする。世界の限界を押し広げられる。これは専門家の誇り。 これがビジネス上、仇となるケースがある。 専門家はより困難で、より切実で、よりわかってるお客さんへ価値を届けたくなる。そのために不可能を可能に、より高性能にし続け…

技術はビジネスの一要素に過ぎない、市場投入せよ

「市場が成熟するまで技術をラボで熟成し、市場が立ち上がったら満を持して上梓する」 よくあるパターンであり、一理ある気もするし、なんか見落としてる気もする。 これはビジネス構築を無視している。 「市場が成熟するまでビジネスを企画部で熟成し、市場…

イノベーションのジレンマからの学び

「非合理な新市場開拓」無しだと勝てないパターンが存在する。 そして非合理だから優良企業には実行できず、優良企業が優良ゆえに倒される (イノベーションのジレンマ)。 「遠い将来に現行技術を圧倒するかもしれない技術」が実際に革新的だった時にこのパタ…

耳障りの良い論点ずらし

5番目の原因を取り上げる 例: 「日本の科学力低下は昭和的講座制にある!」と声高に主張する。 この講座制是非単体は議論する価値がある。 一方、あたかもこれが主因であるかのように議論したがるのは「耳障りの良い論点ずらし」である。 「投資しなかったか…

正しさへの執着、責任への拘泥

自らが正しい/正しくないことへ執着するメンタリティをもつ。 すると、事象の原因を担う = 責任を負う者を解明するのに拘泥することになる。 過去は変えられない。出来るのはより良い未来を得ようとすることだけ。 ゆえに、未来を良くする道具として事象の構…