たれぱんのびぼーろく

わたしの備忘録、生物学とプログラミングが多いかも

ヒトは論理に焦がれる動物である

「ヒトは論理に焦がれる動物である」

ヒトは論理的でありたいと望みつづける、論理的でない動物である。
望みを追う余裕があるときは論理的たろうと振る舞い、そのような振る舞いを賞賛する。
しかしその本質は動物であり、論理性に非ず。
怒りや悲しみ、憎しみが募れば動物的本性が現れ、論理性と無縁の行動を容易にとる。そんな時でも論理への憧れから理屈付けをし始めたりするが、結局は本能で動いてしまう。
衝動で動いて論理的で無かったことを後から後悔はすれど、その動物的本能からは逃げられない。

参考: 幼女戦記 1期最終話

ソフトウェア産業の特徴

ソフトウェア産業には特徴がある。それをハッキリさせると、この産業に有効な技能を導入しやすくなる。なので特徴を知ることは大切。

量産がゼロコスト

量産の定義: 全く等価な製品を複数生産すること

ソフトウェアの量産コストはゼロである。言い換えれば製造の限界費用が0。なぜならコピペが生産となるから。
これは極めて稀な特徴である。野菜はコピペできない、車もコピペできない、マッサージだってコピペできない。つまり一次産業も工業もサービス業も限界費用0にならないのが普通。
でもソフトウェア量産に人的コストも資材コストも無い、コピペするだけ。

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/pdf/n2100000.pdf

製造工程がない

ビジネスプロセスを
開発→設計→製造→広告→販売
にわけるとしたら、製造工程が丸々無い。製造ラインの設計 (プログラム完成) が済んだらゼロコストで量産 (コピペ) されるので。
もしコピペを知らない宇宙人にプログラムを量産させようとしたら、完成したプログラムを見せて「この完成コードと同じ順番でコードを書き、テストを実行し、出来たコードを提出せよ」と命じて1つずつプログラムを生産することになる (シュールすぎる)。
宇宙人方式ならこれは明らかに製造工程である。このことからコピペ式だとたしかに製造工程が無いのがわかる。そして「プログラミング」が開発・設計工程にあたるのがよくわかる。

製造の各工程は「工程/プロセス」という語が示唆するように、定型化された入力-処理-出力 からなる。
形式化できているから振る舞いの大部分が予測可能で、だからこそ予測からの逸脱が重要シグナル。
形式化されて変更の影響が読めるので、頭で考えて部分的な処理カイゼンが有効。

しかし、製造工程で生まれる微妙な機械の不具合や贅肉の付いたプロセスをカイゼンしようにも、そもそもソフトウェア産業には製造工程が無いのである。

librosa `amplitude_to_db` の最小dB

librosa.amplitude_to_db の最小dBは aminパラメータで規定される.
デフォルト値は amin=1e-05 、これはdBとしていくつになるか.

import librosa
import numpy as np

mel = np.array([[1.01*10**-5, 1.0*10**-5, 1.0*10**-6]])
dB = librosa.amplitude_to_db(mel, amin=1e-05, top_db=None)
print(dB) # [[ -99.91357252 -100.         -100.        ]]

ということ -100dB が下限のdB.
amplitudeが10の-5乗なのでpowerのdBは20倍して-100dB、理論通り.

悪の栄え方: 秘密の逆分配

集団から支持を得る悪なやり方として、少数から秘密裏に奪って多数派に配る逆分配がある.

実態は搾取を原資としたバラ撒き政策.
しかし奪われる側は少数なので口止めが効きやすい (「収容所に入れてしまえ」).
この口止めにより搾取が見えなくなるので、多数派から見れば「社会が上手いこと良くなって凄く状況が改善した!」と恩恵だけが感じられる.
結果、恩恵を受けた多数派の支持が得られ、形式上合法的に支配力を得られる.

分配政策なので生産も改善もいらない、必要なのは武力だけ. 愚鈍な悪でも出来る.

この支配方式の弱点は「長くは持たない」こと.
少数から無限に奪うことはできないので、いずれ多数派の中から新たな少数派を見出すしかない.
このループの中で人材プールは枯渇していく.
地道な生産・改善でなく逆分配が駆動していくので生産・改善は軽視され、ただでさえ人材不足なのが急速に悪化していく.
目を瞑ったタコが自分の足を食い続けてるようなもの.

解決策は一つしかない.
素早く支持を集めたのち、政治方式を独裁から専制へ変えてしまうこと.
逆分配で熱狂的に支持される大統領になったのち、偽旗作戦でもして緊急事態を宣言し、その権限をもって議会と選挙を廃止する.
選挙が無いので支持を気にせず好き放題できる、これで勝ち.

逆分配を引き金とする権力掌握としては完成してる.
「完璧な専制」がジワジワと滅んでいくのはまた別の話.

librosaの`amplitude_to_db`は扱い注意

librosa.amplitude_to_db は linear-amplitude spec を log-power spec へ変換する関数1.
linear-ampをlog-ampにするのではない, 注意.

この用途で楽をしたい場合、librosa.power_to_db へ linear-ampを突っ込めばいい.

# 300/3 = 100 = 10^2 = 2B = 20dB
S = np.array([[300., 3.]])
S_db = librosa.power_to_db(S, ref=3.0, top_db=None)
print(S, S_db) # [[300.   3.]] [[20.  0.]]

  1. “Convert an amplitude spectrogram to dB-scaled spectrogram. … This is equivalent to power_to_db(S2, ref=ref2, amin=amin**2, top_db=top_db)” from librosa 0.9.1

潰れた業態

短くない人生を生きた結果、昔すごく利用してた店 (業態)に関して、自分含め足が遠のき、行きつけが潰れたと聞き、気づいたら業態ごと壊滅した、という事例に複数出会ってる.
いわば業態の栄枯盛衰・盛者必衰なので、意識して記憶しとくと商売人としてgood

たぶんだけど

本屋は残念ながら消える.
「専門店の空気が好き」「他ジャンルが自然と目に入る」「店員の目利きレコメンドがある」
というのは、まさにゲームショップで見た.
ゲームショップも新品卸と中古売買が二大業務.
ゲームも本もAmazonとメルカリが新品中古の置き換えになってるし、共に電子版も着々とシェアを伸ばしてる.

本は返品制度があり、変化に耐えられない年寄り含む広い年代に浸透した文化だから、変化はゲームより緩やか.
でも状況が酷似しすぎている.
残念ながら我々の愛する書店は、都心大型店のみがアミューズメントとして生き残る形になると思われる.