たれぱんのびぼーろく

わたしの備忘録、生物学とプログラミングが多いかも

全人類を幸せにできないからビジョンがいる

ビジネスの究極目標: 全人類を幸せにする
全員が好きなものを手にし、お金を得て、精神が満たされるようにできるならそれが最高. みんなそこが理想.

現実にはそれが出来ない. 新しい会社の多くは10年以内に潰れる.

実現ほぼ不可能な目標を掲げる副作用: バラバラで中途半端な結果
やるべきこと・やれることが無限にあり、かつ人は個性・好みがあるため、それぞれが考えて動くとバラバラのことをし始める.
実現不可能なチャレンジをしているため、結局、バラバラの半端な結果が残って終わる.

ならば範囲を絞ればいい.
実現可能な目先の目標=ビジョンを設定し、取り組みの範囲を絞る.
それぞれが考えても動いても、ある程度の方向性が生まれてくる.
自然とまとまった結果が出る.
このビジョン~スコープ設定が肝心.

逆に一切設定しないとどうなるか.
可能性① バラバラ半端パターン
可能性② 現状維持にのめり込む
理想が見えないので、全員の目の前にある、今うまくいってるものを継続していく、という方向に引っ張られがち.
行き先不定は不安だからとりあえず今の仕事やってこ、というメンタリティ.
ここに嵌まり込むと現状維持の詰みがやってくる.
ビジョンで目指す先がみえると罠を回避できる (メンタリティがビジョンと合わない人はそもそも雇ってはいけない. 保守的な人はスタートアップが合わない)