WASMは組み合わせのテクノロジーであり、用途を絞ってこそ価値がある。
その再確認。
WASMの特性
- fast
- safe
- portable
- pluggable
- multilingual
速くて環境を選ばないサンドボックスに好きな通信口を開け、そのスクリプトを好きな言語で書ける。
特性が活かしきれないシーン
サービスから提供されるスクリプトをローカルで動かす
サービスを信頼して動かすのでsafe不要。
ローカルにDLして動かすのでportable不要。
するとネイティブが利用可能。
ネイティブは全機能使えるのでpluggable不要。
ネイティブよりfastは無理なのでfast不成立。
という感じでメリットが全然ない。
safeとportableがどちらも不要な場合はネイティブが使えるので、他の特性が消し飛ぶ。
どちらかは必ず必要。portableのみだとJVMやCLIと競合。