何かを達成するためには、効率の観点から見ると、
- 目的とじっくり向き合うこと
- まず手を動かすこと
の両立が重要。
目的の熟慮なき努力は絶望的な非効率を生む
YouTuberデビューした。炎上ネタでバズとった。チャンネル登録者数爆増。このパターンで伸びてる、いい感じだ!
ある日ふと思う。なんでYouTuber始めたんだろ?
やってて楽しくないんだよな…。
あれ、実は俺、同じ感覚の人が集まった小さいコミュニティを持ちたかっただけでは…? うわああぁぁ
何かを始め、波に乗り、努力しても、行きたくない高みに到達したのでは意味がない。
エベレスト登頂に価値を見出す人も見出さない人もいるのだ。
登ってから目的違いに気づき、下山して1から別の所を目指すのは絶望的に非効率だ (投下した莫大な努力量と釣り合ってない)
つまり、(努力が必要な) 遠くへ行くには、じっくり事前に目的を決めることが効率よい
まず手を動かさないと効率が悪すぎる
私は、同じ感性をもつ仲間と一緒に過ごすコミュニティが欲しい
1ヶ月かけて調査を行い、YouTuberデビューの綿密な計画を立て、他のYouTuberデビュー企画勢とコミュニケーションを取った。あとはデビューするだけだ!
デビューして気づく。あれ、想像より動画作成に時間がかかるな。他のデビュー勢見てると意外と時間なくなっちゃう。あ、投稿者ページにこんな便利機能あったのか…
やって初めてわかる問題、想定より遅れる動画投稿、崩れる計画。何が悪かったのか…
完璧な計画を立てるためには無限のリソースが必要だ。
計画自体は重要だとしても、限られたリソースで立案するために効率よく計画立てをする必要がある。
立案の前提となる情報収集において、手を動かすことは非常に効率がいい。
なぜなら、デビューしてわかったように、1やれば10の問題が噴出するからだ。
何を調べるか10個分時間をかけて頭を捻らなくても、1やれば10噴出してくるのだ。
そして1は実際にやろうとしてたことであるから、出てくる10の問題は大概有用だ。
つまり手を動かすことは近い計画・問題を検討する上で非常に効率がいいのだ。
遠く: 目的を熟慮、近く: まず実行
必要努力と結果の関係が大事。
目的は、高い努力 (熟慮) を必要とし、遠くを見通すことができる。
実行は、小さな努力 (実行) を必要とし、近くを素早く見渡すことを可能にする。
両方は相補的なのだ。両立こそが重要