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ぱんだのびぼーろく

わたしの備忘録、生物学とプログラミングが多いかも

卓越研究員とテニュアトラックの関係

特にこのページについて、内容の保証はしません。
けど、できる限り根拠を示していきます。

現在の研究員雇用に関わる問題点

  • シニアの低い流動性
  • 若手の不安定な立ち位置
  • 人事の不透明性からくる種々の問題

テニュアトラック

  1. 機関による公募
  2. 試用期間内の任期付き(有期)雇用
  3. 無期転換審査
  4. 無期雇用

卓越研究員

  1. 中立機関によるマッチング
  2. 試用期間内の任期付き(有期)雇用
  3. 無期転換審査
  4. 年俸制無期雇用

1. 機関による公募/中立機関によるマッチング

テニュアトラックの場合、大学が公募をかける(こんな感じ jREC-IN
その後、大学が審査

卓越研究員の場合、

  1. 機関(大学等)による公募の公開、中立機関による一覧化
  2. 研究者による公募一覧へのapply(複数機関へ)
  3. 中立機関による研究者の選定、マッチング

を辿る.
決定的な違いは応募者の選定をするのが大学中立機関か、の点.
つまり狭い世界での人事がもたらす問題点(コネなど)を減らす、のが狙い…なんだと思う.

2, 3. 試用期間と無期転換審査

文科省の想定するプランでは、

  • 助教職相当の場合
    • 5年程度の試用期間(有期雇用)→無期転換審査→年俸制パーマネント(無期雇用)
  • 准教授職相当/教授職相当の場合
    • 雇用と同時に審査→年俸制パーマネント(無期雇用)

つまり

  • 助教職相当: テニュアトラック→年俸制パーマネント
  • 准教/教授職相当: 年俸制パーマネント

仕組み自体は既存ものに似てる印象を受ける.

3 卓越研究員は、受入機関による雇用開始時又は開始後6年程度までの適 切な時期(注6)に、受入機関の審査を経て、年俸制(無期)に移行。
...
(注6)職階に応じて3段階(1助教職相当、2准教授職相当、➂教授職相当)でエント リーポイントを設け、1助教職相当については、原則テニュアトラック助教として、 2准教授職相当及び➂教授職相当については、受入機関による雇用開始時に年俸制 (無期)として雇用することが望ましい。 3.(2) 概念設計. 文科省

参考文献

卓越研究員制度検討委員会:文部科学省