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けど、できる限り根拠を示していきます。
現在の研究員雇用に関わる問題点
- シニアの低い流動性
- 若手の不安定な立ち位置
- 人事の不透明性からくる種々の問題
テニュアトラック
- 機関による公募
- 試用期間内の任期付き(有期)雇用
- 無期転換審査
- 無期雇用
卓越研究員
- 中立機関によるマッチング
- 試用期間内の任期付き(有期)雇用
- 無期転換審査
- 年俸制無期雇用
1. 機関による公募/中立機関によるマッチング
テニュアトラックの場合、大学が公募をかける(こんな感じ jREC-IN
その後、大学が審査
卓越研究員の場合、
- 機関(大学等)による公募の公開、中立機関による一覧化
- 研究者による公募一覧へのapply(複数機関へ)
- 中立機関による研究者の選定、マッチング
を辿る.
決定的な違いは応募者の選定をするのが大学か中立機関か、の点.
つまり狭い世界での人事がもたらす問題点(コネなど)を減らす、のが狙い…なんだと思う.
2, 3. 試用期間と無期転換審査
文科省の想定するプランでは、
つまり
仕組み自体は既存ものに似てる印象を受ける.
3 卓越研究員は、受入機関による雇用開始時又は開始後6年程度までの適 切な時期(注6)に、受入機関の審査を経て、年俸制(無期)に移行。
...
(注6)職階に応じて3段階(1助教職相当、2准教授職相当、➂教授職相当)でエント リーポイントを設け、1助教職相当については、原則テニュアトラック助教として、 2准教授職相当及び➂教授職相当については、受入機関による雇用開始時に年俸制 (無期)として雇用することが望ましい。 3.(2) 概念設計. 文科省