自分と異なる人々を監視する者(ウォッチャー)はしばしば向こう側へと堕ちる/沈む。
芸能人アンチ、ゲームチーター、新興宗教1、そういう事例はそこらじゅうにある。
ではなぜ「ウォッチャー = 批判的な監視者」がそちら側に堕ちてしまうのだろうか。
知らなければ堕ちれない
人間は知らないものに取り組めない。
だからそもそもウォッチ対象を知らない人はそちら側へと堕ちようがない。
監視対象をよく知っているということは、堕ちるための必要条件を1つ満たしていることになる。
なので堕ちるウォッチャーが現れることは必然。
知られれば布教される
人間は認識していない人と対話できない。
ウォッチャーはウォッチすればするほど、監視対象に近づき、認知されやすくなる。
布教者が顔見知りへ布教する以上、ウォッチャーは布教対象としてリストに上がりやすい。
なので堕とされるウォッチャーが現れることは必然。
まとめ: 近さ ~ 堕ち
ウォッチャーの「批判的である」という属性に目をつむると、ウォッチャーはとても堕ちやすい存在である。対象をよく知り対象からもよく認知されている人は、どう考えてもそちら側へ行きやすい。深淵を覗く者はまた...。
ウォッチャー自身は「私は批判的だからまさか堕ちまい」と考えるが、その批判的精神が少しでも揺らいだ瞬間、ウォッチャーはただの「めちゃくちゃ堕ちやすい人」に変貌する。
人間は不完全であるから、鉄の意志なんてものは存在しない。だからウォッチャーはしばしば沈むのである。
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“ハリジャンぴらの@harizyan_pirano … mixiにあった新興宗教ウオッチコミュというところが、新興宗教マニアが集まってて色々勉強になったけど、あそこでさえ半分くらいがウオッチャーからビリーバーになっちゃってたからなあ。” https://twitter.com/harizyan_pirano/status/1546338486281961476?s=20&t=YYsuBflek2XugOvK6lpUvQ↩