たれぱんのびぼーろく

わたしの備忘録、生物学とプログラミングが多いかも

LTVを上げたいなら「顧客が受け取る」価値を上げろ

顧客が払う対価は顧客が感じる価値で決まる。
LTVを上げる王道は顧客へもっと価値を渡すこと。

オンボーディング

初期に躓いた顧客が「よくわかんね、めんどくせ」「思ったほど使えないじゃん、やーめた」となっているとき、顧客は全然価値を感じていない。
効用に先立つ障壁レベルのコストが発生してしまっている状態。
これを緩和するのがオンボーディング。

マーケティング: 無料提供 → リスティング

SNSでの無料提供で見込み顧客をガッと集めて、そのリストを元に個別勧誘。打率が凄い上がる。

バイラル/低打率なSNSと、高打率/高費用な個別勧誘を組み合わせた手法。

事例

お試し商品を使った手法もこの一種。
直接のコンテンツじゃなくてもいいのがこの手法の特徴。

共通項と個別性を峻別する

個別事例から共通項と個別性を峻別して取り出せると自分に活かせる。
個別事例を丸呑みすると個別性の部分が合わなくて上手くいかない。

例: 成功

成功には必ず膨大な試行が必要。これが共通項。
膨大な試行をおこなう原動力は人によって違う。憧れ駆動の人も、ルーチン駆動の人も、好奇心駆動の人もいる。これが個別性。

作れ、売れ

全力で作って、全力で売る。
本気で作ろうとすれば絶対に対象理解と生産技術が得られる。
本気で売ろうとすれば絶対に商品価値と顧客特性がわかる。

「自分が何を作ろうとして、それはどうやったら作れて、それからどんな人たちが、どんな価値を得られるのか」がわかれば怖いものはない。

専門性の隠れた強み: 極限までベタ踏みできる

専門性の隠れた強みに、予測可能性の高さからくる極限のベタ踏みがある。
正確無比な予測ができれば余白ゼロの限界を攻められる。逆に予測不能なら安全マージンを取るか盲目特攻をするしかない。

ボイチェンのある未来: 仮台詞フルボイス化

映像作品や音声作品の作家が自分で仮台詞をあてる時代が来る。

1人10役が可能なためキャラの演じ分けが可能になり、作家が構想段階の仮台詞から自分で声をあてられるようになる。
プリビズ的な意味でのプリボイス。

更なる未来: 全自動ボイス化

ボイチェンによる仮台詞を飛ばして、音声合成による直接本台詞化になる。
シナリオやアニメーションをcontextとした音声合成 (~TTS) の時代が来て、わざわざ仮台詞を人で当てる必要がなくなる。結果、この用途のボイチェンはお払い箱になる。