たれぱんのびぼーろく

わたしの備忘録、生物学とプログラミングが多いかも

選民思想の芽吹き

自分の (高い) 水準に満たないことに対して何かと理由をつけて文句言う.
本人的の感情はつまるところ「ミーハー・本質見えてない奴お断り」なんだろうが、それこそまさに選民思想.

「盛り上げようとしてくれるのは良いんだけど、予選は見もせず、本戦から我が物顔で応援されるとビジネス感が出ててどうかと思うよね」
「無邪気にやるのは結構だけど、よく分かってないミーハーなんだからデカい声でドヤ顔しないで最初は謙虚にやるべきだよね」

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理屈として「よそ者が、我々が積み上げてきた文化を壊すな」があり得る.
それ自体には一定の合理性がある.
ただ、内と外を分ける考え自体が選民思想にとても近い.
普通の社会は明確な境界などなくぬるっと文化に近づいたり遠ざかったりするもの.
それをラベル付けとフィルタリングでくっきり境界付けし、その境界の内側と同化することを善とするのが選民思想.