スコープだけ、プライオリティ無し. スコープ無し、プライオリティだけ.
どっちも不健全.
定義
スコープ: 事象に取り組むべきか否かの境界線
プライオリティ: 事象間の相対的な取り組み順位
スコープの内外、プライオリティの高低.
特徴
スコープ: スコープ内の事象には差がない
プライオリティ: 全事象に順位がつく
両方揃わないとどうなるか
スコープだけ: やるべきリストは手に入る. だが、どこから手をつけるかわからない
プライオリティだけ: やる順番はわかるが、やるべきでないことがわからない
プライオリティ無しはわかりやすい. 「重要なことから取り組め〜」ってだけ.
スコープ無しが厄介. どんなに取り組んでも、果てなくやることがある.
なぜなら、やらないこと=スコープ外が設定されてないから.
常時プライオリティを整理すれば理論上は問題ないが、人間は不完全なのでそれは無理.
「目の前の仕事に追われて長期計画が立てられないんだ」「目先の仕事が山盛り、長期に効く施策を打つ余裕がないんだよ」になる.