たれぱんのびぼーろく

わたしの備忘録、生物学とプログラミングが多いかも

専門家・キャリア

  • feature専門家
  • technical専門家

の2パス
特定分野のUXをポンと渡されたら、実装スタックの候補をガーッと出せるのがfeature専門家
ある技術について、理論から実務、新規研究までできるのがtechnical専門家

組織構造で出てくるfunctional/featureと同じ構造

スクラム型なら、スプリントでHow決めるときに長期目線のアドバイスくれるのがtech
POはfeatureで、スクラムマスターはtech.

専門家のパス
ジュニアは専門知識を血肉にして自ら使いこなす

  • シニア専門家: ひた磨く
  • 伝道師: 専門をチームに浸透させ価値を生む
    • 伝え広めること自体、専門技術
  • 研究者: 人類未到を切り開き新しい価値を創る
    • 最先端は特別

feature/techを前提として、実務家・伝道師・研究者の方が区切りがいい感じも.
三者の割合でその人の特徴が見えてくる.
シニアfeature実務家だったらfeatureLeadっぽくて、シニアtech研究者だったら准教授っぽい.
シニアtech伝道師ならスクラム跨いだtech導入する人 (CTOなのか? VPoEなのか?)
いわゆるマネジメントは実務を超理解した上でディレクションに徹して実務はしないのが肝.
なのでCTOは実務家と伝道師のあいのこなのでは?

スクラムだとシニアtech実務家は人数がかなり限られると思う.
機能型組織なら「工場のドン」「マーケの鬼」みたいな人が必須でまさにシニアtech実務家.
不確実性が高い課題の場合、使う技術をサクサク変えられるのはとても大事.
普遍のコアが見えた段階でそこにだけシニアtech実務家を迎えることになるけど、スクラム型の場合、分野問わずのメジャーなキャリア、にはならないと思う. あくまで普遍のコアでだけ.
コア以外のtechでは長期価値をもたらす技能をスクラム跨いで実践してもらうことが重要になるので、必ず伝道師スキルが必要になってくる. イメージとしてはtech分野別ミニCTO、的な.
スクラムに全種のtech実務家を置けたら最高だけど、それは贅沢な望みってやつ

根底にある思想として「累積的UXが全てでありながらその中心にはブレない核心的UXとtechが常にある」を持ってるんだと思う.
核心的UXを実現するtechはシニアtech実務家と研究者が担ってる.
ここが究極の差別化ポイント.

別の戦い方に「モノの本質は差別化できないから累積的UXで勝負」ってのもあるんだけど、自分の気質としてそれがあんま好きじゃないんだと思う.